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猟師になるには

狩猟免許

ネットで調べればいくらでも出てくるので、書く必要もないかもしれませんが一応失敗した経験談などを交えて書いてみようかと思います。
猟師になるにはまず狩猟免許を取得する必要があり、試験に合格しなければいけません。

必要なもの

  • 狩猟免許申請書
  • 免許申請手数料 (私のところは紙の県証紙でした)
  • 写真(受験しようとする狩猟免許の種類分の枚数で網、罠、鉄砲だと3枚)
  • 猟銃・空気銃所持許可証の写し (すでに鉄砲の許可を受けている人のみ)
  • 医師の診断書
  • 返信用封筒(受験票送付用)

私のところはこれだけでした。
一式そろえて指定の場所に提出しに行きます。

躓いたところ

狩猟免許申請書は各自治体のホームページなどでダウンロードして記入するだけです。
写真、封筒と手数料も用意するだけなのですが手数料の用意で失敗しました。
後で取りたいとなるのが面倒だと思ったので網、罠、鉄砲の三種類まとめて取得しようと思いまして、
県証紙三種類分の手数料15600円金額をまとめて買ってしまったんですよね。
一万円一枚、五千円一枚、五百円一枚、百円一枚です。
しかしこれ取得しようとする狩猟免許の種類毎に5200円分ずつ分けて貼る必要があったんです。
冷静に考えればわかることかもしれませんが、交換しに行く羽目になってしまいました。
銀行で買ったのですが、銀行では交換できないとのことでわざわざ県庁まで交換しに行きました。
しかも申請期限の最終日だったのでめちゃくちゃ焦りました。
試験は年に数回しか実施していなくて、私の地域は毎回場所も変わるようで、近くで試験が開催されるのは年に一回程度しかなくこれを逃すと時間が空いてしまう上に移動も大変になるということで冷や汗をかきました。
最近は紙に代わり電子納付というのもあるみたいなので
そのような形で納付ができるようなところもあるかもしれません。
(一種類でも持っている人は別の種類を受けるとき安くなるようなので
面倒でなければ試験を分けて受けるといいのかもしれません)
一番問題なのが診断書になります。
こちらも各自治体のホームページなどに雛型がダウンロードできるので
印刷して病院に持っていくのですが、とにかく書くのを嫌がられます。
近くで書いてくれるお医者さんがいないと遠くまで行かないといけなくなって大変なんですよ。
お医者さんには以下の内容に該当しないことを診断してもらう必要があります。

・精神障害又は発作による意識障害をもたらし、その他の狩猟を適正に行うことに
支障を及ぼすおそれがある病気として環境省令で定めるものにかかっている者
・麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者
・自己の行為の是非を判別し、又はその判別に従って行動する能力がなく、又は著しく低い者

突然やってきた人間に対して、この内容にはあてはまりませんと太鼓判を押すということになるので
書きたくない気持ちもわかります。
近くで書いてくれるお医者さんがいてくれればラッキーです。
診断書はお医者さんによって金額が違うらしいので安ければさらに超ラッキーです。
(ちなみに鉄砲の所持許可の申請時はもっと嫌がられます・・・)
とにかく仕事をしながらいろいろ取りに回るのが大変なので時間に余裕をもって
あたらないといけないですね。

事前講習会は行きましょう

一式そろえて提出しに行くと事前講習会の出席について聞かれました。
行かないと落ちるので絶対行ったほうがいいと思います。
試験は結構難しいです。
筆記試験もなめていると落ちると思いますが、実技はやったことがないと絶対に落ちると思います。
箱罠やくくり罠なんて見たことも触ったこともないと思いますし、網もしかりです。
鉄砲は試験自体が結構長く、ポイントを押さえておかないとすぐ失格になってしまいます。
講習会に参加すると教科書をもらえて試験に出るところも教えてくれますし、
罠、網、鉄砲の使い方や禁止されている猟具についてなども教えてもらえます。
実際に現役の猟師の方たちが教えてくれるので仲良くなっておくと
いろいろと助かることがあると思います。

試験日まで

事前講習会から試験の日までちょっと日にちが空くと思うので、
その間も教科書を読み返して実技も一生懸命練習してください。
それなりに復習しておかないと試験当日までに忘れてしまいます。
(私は結構練習していったのですが緊張して第一種銃猟免許の試験に落ちたかと思いました)
なめていると普通に落ちてしまうと思いますので、
準備に費やした時間やお金が無駄になってしまわないようにしっかり復習をしておいてください。

一応私の地域ではこんな感じでした。
地域差もあるかと思いますが参考になれば幸いです。
用意するものもいろいろありますし、行かなければいけないところもたくさんあって
大変なのですがぜひ頑張ってみて欲しいです。

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