クレー射撃はよく聞きますが、フィールド射撃って聞いたことあるでしょうか？
狩猟シーズンが終わり先輩たちが射撃の練習をしだして誘われたので行ってきました。
3つの種目と白いクレー
フィールド射撃は5ｍダブルトラップ(40枚)、10ｍトラップ(20枚)、フィールドスキート（20枚）
という3種類の種目を全部やる競技見たいです。
5ｍダブルトラップは、射手が立っている位置から5メートル離れた位置にある場所からクレーが二つ同時に手前から奥に飛び出すので、2発の弾をこめておき2回の発射で両方とも撃ち落とすというもの。
10ｍトラップは、射手が立っている位置から10メートル離れた位置にある場所からクレーが一つ手前から奥に飛び出すので、2発の弾をこめておき最大2回の発射(一発目で当たればそれで終わり)でその一枚を撃ち落とすというもの。
フィールドスキートは、１～７番までの射台で20枚のクレーを撃ちます。
・１番～３番射台 プール（シングル）マーク（シングル） プール･マーク（ダブル）
コール→左から1枚
コール→右から1枚
コール→左右から1枚ずつ
の計4枚を撃つみたいです。
・４番～７番射台 プール･マーク（シングル）
コール→左から1枚
コール→右から1枚
の計2枚を撃つみたいです。
そしてフィールド射撃には白いクレーが飛んでくることがあるとのこと。
トラップはシングルはもちろんのこと、ダブルの場合も1枚でも白いクレーがあれば撃ってはいけないみたいで、スキートはダブルで白があっても白でない方は撃つということでした。
おぉぉぉ・・・・。
なかなかややこしい。
フィールド射撃は実際の猟に近い射撃を意識したものになっているということで、
狩猟鳥獣には白い鳥がいないことから白い皿が飛んでくるみたいです。
白を撃ってしまうと減点なのでゲームとしてもおもしろいです。
競技開始
そうこうしているうちに競技が始まってしまいました。
競技は6人一組らしく射撃場で1発弾をこめて1枚飛ばしてもらって撃つみたいな練習しかしたことなかった私は頭がテンパりまくりです。
そんなむずかしく考える必要ねーよ。
前の組の人たち見とけば大丈夫。
とのこと。
自分の番が来るまで必死で見ていました。
1番から順番に撃っていき、隣が空いたら移動するみたいです。
５ｍダブルトラップ
いよいよ順番が回ってきました。
手前から奥の方に飛んでいくようですが1回もやったことありません。
どきどきどき・・・。
まぁ40枚もあるしそこそこ当たるでしょ。
バンッバンッッ・・・
バンッバンッッ・・・
バンッバンッッ・・・
・・・
・・・
あっ！！！白！！！！！
バンッッ・・・(やっちまった)
・・・
・・・
バンッバンッッ・・・
8枚・・・。
ちーん。
何これむっず！！！
フィールドスキート
おいおいおいまじかよ、なんておもいつつフィールドスキートが始まりました。
あぁこれ横から出てくるやつね。
教習射撃とかやってるし、練習も何回かしてるしさっきよりマシでしょ。
バンッバンッバンッバンッッ・・・
バンッバンッバンッバンッッ・・・
バンッバンッバンッバンッッ・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
バンッバンッバンッバンッッ・・・
(ベテランのおじさん)さっき白撃ってたね。
えーうそーまじかよー。
当たって喜んでたの白かい。
4枚。
ちーん。
くそう！
ぜんぜん当たらん！！！
１０ｍトラップ
落ち込む暇もなく今度は10ｍトラップが始まりました。
さっきよりちょっと遠いだけでしょ？
1枚に2発撃てるしさっきより当たるよね、きっと。
バンッバンッッ・・・
バンッバンッッ・・・
バンッバンッッ・・・
・・・
・・・
バンッッ・・・
・・・
・・・
バンッッ・・・
・・・
・・・
・・・
バンッバンッッ・・・
2枚。
ちーん。
はっはっはっは。
そーれ見たことか。
・・・・・・・・・・・・練習しよ。
やってみて
自分の中ではばんばん当てて映画の主人公のようにかっこいい姿を思い描いていたのですが、
とても残念な結果になってしまいました。
なんでみんなあんなにうまいのでしょう。
今回かかった費用は弾が100発くらいと、ゲーム代が1500円×3で4500円、弾が1発50円として、
10000円くらいかかりました。
(なんてお金がかかるスポーツなんだ・・・)
話を聞いていると年間1万発撃つよって人もいたので、なんだかすごい世界ですね。
とても楽しかったですし、また一つ新しい扉が開いたような気がします。
フィールド射撃は得点よりも銃の使い方や安全な取り扱いに慣れるということが目的だそうです。
どんどん経験を積んで来期の狩猟に生かしたいと思います。
お金節約してどんどん練習行かないとなー。
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