子供のころから山の傍にあるご飯屋さんに熊肉を使ったメニューがあったり、
猪の肉をもらったりすることがあった時など不思議に思っていました。
この肉はどこかで買ったのだろうか?
猟師という人たちがいるみたいだけど本当に山に住む動物を捕まえるのだろうか?
肉ってお店で買うんでしょ?
年齢を重ねるにつれ少しずつ猟師という存在もはっきりとわかってきましたが
どこか現実ではないような気がして自分には関係ないものだと思っていました。
精肉と正肉
スーパーに行くと調理用に綺麗にされた精肉がたくさん並んでいます。
あまり綺麗にされていない正肉の状態の肉はあまり見かけません。
大人になってから飲食店で働いていたのですが、
フランス料理をベースとしたお店で働いていた時に初めて塊の肉や丸鶏などを触るようになりました。
筋を引いたり骨を外したり精肉になるまでにいろいろとやることがあることを知りました。
塊の肉を綺麗にしていく先輩たちがとてもかっこよく見えたのを覚えています。
(自分でやった分はぼろぼろにしてしまったり量が減ってしまったり・・・)
レストランでも1頭丸々の牛を解体することはなかなかないので、
いつかできる機会あればなぁと思っていました。
自分で全部やってみたい
料理にしろお菓子作りにしろ何か作るときはまず材料を買ってくるところから始まります。
でも本当は小麦粉を育てる人、小麦粉を製粉する人、大豆を育てる人、大豆をお醤油にする人
なんかがいるわけですよね。
お肉で言えば動物を捕まえるところからということになります。
本当に生産者の方々がいないと何もできないんだなぁと。
仕事を続けているうちにいつかは猟師になって自分で捕まえた動物の肉で料理を作って食べたい
、自然とそう思うようになっていました。
ついに
あれから長い時間がかかってしまいましたが、ついに狩猟免許を取得することができました。
最初はいろいろと覚えることが多く時間がなかったのですが、
少し余裕も出てきたのでこれからは少しずつ何か残していきたいなぁと思い
記事を書くことにしました。
最近は都市部に熊などが多数出没したり大変な状況になっていたりと
関心がある人もたくさんいると思います。
本当に新米なのでこれからなりたいと思っているような人のわからないことなどが
すごくわかると思います。
興味がある人達のお役に少しでも立てればと思います。
猟師になりたいと思った理由は他にもいろいろありますので
またの機会にお話させていただけたらと思います。
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