先輩の猟師に熊肉をいただいたので熊料理に挑戦してみました。
料理といっても今回は純粋な熊の味が知りたくてただ焼いただけですが。
熊肉を料理したことがある人ってどのくらいいるのでしょうか。
熊の肉はどこかの山の民宿で熊うどんを食べたことがあったような・・・。
本当に熊の肉だったのか、それくらいの感覚の経験しかありません。
完全に未知の世界です。
なんてことを考えながら料理サイトを見てみると結構熊料理のレシピが紹介されていて驚きました。
立派な熊肉
どうでしょうか？
見事なお肉です。
500、600グラムぐらいあったかなと思います。
ローストもいいなと思いつつ、今回は無難に薄切りにしてみます。
そーれ、
ものすごくおいしそうです。
今回は引かなければいけない筋などもなかったのでただスライスしました。
もう我慢できないので焼いちゃいましょう。
なかなかの脂肪がついているのでフライパンには油は引かずに
脂肪分が多めの部分から焼いていきたいと思います。
でや！
おお。おいそうな焼肉になりました。
味付けはシンプルに塩コショウのみです。
フライパンはかなりオイリーになってしまったので油は引かなくて正解でした。
脂肪と赤身が付いた部分を食べてみます。
ぱくっ。
もぐもぐ。
おおー、なるほど。
脂肪は割と弾力があって甘いです。
赤身の部分はちょっとふわふわしているような、もちもちしているような、
噛めば噛むほど旨味が出てきておいしいです。
熊肉は野性味があると聞いていましたがあまり感じません。
(一緒に食べた家族は牛肉より野性味をかなり感じると言っていましたが)
個体差はあるのか
いやー、とてもおいしかったです。
全然癖もありませんでした。
先輩方の処理が良かったのか、今回いただいた個体が良い肉質だったのか、
ジビエは管理された環境で育った肉ではないので味にばらつきがあるのが面白いところだと思います。
今回食べた肉の味をしっかり覚えておいてまた次の機会で比較したいと思います。
今回いただいた熊肉はまだほかにもあるので次は煮込みで食べてみようかなと思います。
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